※はじめに本ページは、加工食品、健康食品、機能性食品等の製造・販売関係者向けのご紹介です。掲載している情報は一般消費者向けではなく、市販商品についての効果や効能を表すものやそれらについて謳うものではありません。

イヌリンの健康効果

プレバイオティクス効果・ビフィズス菌の増加

イヌリンは胃や小腸で分解、吸収されず、大腸に届きます。そこで善玉菌に利用され、善玉菌の増加をサポートします。イヌリンの摂取により、ビフィズス菌数の有意な増加が報告されています。※1

血糖値の上昇を穏やかにする

血中の中性脂肪を低下させる

イヌリンを摂取することによって食後の血糖値上昇をゆるやかにすることが報告されています。※2 また血中中性脂肪値についても低下させる効果が報告されています。※3

ミネラル・カルシウム吸収促進/骨密度の改善

イヌリンの摂取により、善玉菌が増加し、ミネラル・カルシウムの溶解性を高める吸収を促進します。イヌリンを1年間摂取することで、カルシウム吸収が向上し、骨密度が改善されたことが報告されています。※4

短鎖脂肪酸の産生

腸内細菌はイヌリンを利用した際に短鎖脂肪酸を産生します。短鎖脂肪酸は悪玉菌の増殖抑制・お通じの改善・免疫力・脂肪蓄積の抑制など複数の健康効果に関連することが報告されています。

機能性表示食品対応原料


イヌリンは機能性表示食品の機能性関与成分として受理実績のある原料です。機能性表示食品の取得によって、以下のような機能性を表示することが可能です。弊社では届出のサポートを行っています。詳細はお問い合わせフォームよりお問い合わせください。 

 

表示例

  • 善玉菌として知られるビフィズス菌を増やすことで、おなかの調子を整えることが報告されています。

  • 食後の血糖値の上昇をゆるやかにする機能があることが報告されています

  • 血中中性脂肪を下げることが報告されています

 

文献

  • ※1 European journal of clinical nutrition 2007; 60: 1189-1195
  • ※2 Food & Function 2013, 6, 104-110
  • ※3  European journal of clinical nutrition 1999, 53(9), 726-733
  • ※4 日本食物繊維学会会誌 2013, 17(1), 47-51