システック・イリノイ社の水蒸気透過率測定装置は、独自のセンサーを搭載しており低コストで高感度に測定を行います。
測定範囲 | 0.002~70 g/m2/day(マスク無) 0.02~1000 g/m2/day(マスク有) |
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測定チャンバー数 | 2(子機との接続で最大36チャンバーに増設可能) |
試験温度範囲 | 10~40℃ |
試験湿度範囲 | 20~90%RH |
測定フィルムサイズ | 直径10 cmの円形(小型サンプル用マスク有) |
【五酸化リンセンサー搭載の水蒸気透過率測定装置】
25年以上実績のあるセンサーを搭載しています。このセンサーは赤外線センサーよりも水分に対する感度が5倍~10倍高いという特徴を持っており、センサーの再生が可能なため低コストでの運用が可能です。
※本装置は等圧法を利用した測定装置です。
サンプルは図1のようにセットし、チャンバーの開閉はレバー式のため、簡単にサンプルをセットすることが可能です。
原理はフィルム上部にWet窒素ガスを流し、下部に向かって水蒸気ガスがフィルムを透過してフィルム下部に流れているキャリアガスと共にセンサーに移動し測定されます(図2)。
センサーの構造は石英管に白金線を二重に巻き、五酸化リンを塗布したものです。測定はファラデーの法則により、直接水分量を測定できます。また、このセンサーは水分に対する感度が赤外線センサーよりも5倍~10倍高いという特徴を持っています。