Bernex CVA (Chemical Vapor Aluminizing) コーティング装置は、航空機ジェットエンジンのタービンブレードやステーターにアルミニウムのディフュージョン膜を作ります。
過去10年の間にジェットエンジンのホットセクションの温度は1,100℃ から 1,230℃に上がり、ガス自体の温度も1,550℃となりました。この高温と厳しい運転条件のため、タービンブレード等高温になる部品の表面処理は磨耗、疲労破壊、腐食、酸化をどのようにして防ぐかの困難な研究開発が長く行われてきました。
CVAコーティング装置は特にタービンブレードの内部冷却チャンネルのコーティング、その他の従来型のパックコーティングでは困難なAl+Cr or Si ディフュージョンを1バッチのコーティングプロセスとして適用できます。
より安全な作業環境を提供し、また、パックプロセスでの厄介な廃棄物の処理の負担もCVDでは水封ポンプの排ガス中和液の処理に軽減されます。